第3章 雪村の部屋【R18】
おっ重いっ!
これが本当にトイガンなのっ?ってくらい重い。
本物を持った事はないけれど重さもおんなじように作られているのかすごく重厚感があった。
「思ってたより重いー・・・すごい…
おもちゃに思えないー・・・。」
「これで敵と撃ち合うんだ。」
目を細くしながら雪村が続けた。
「見た目や重さなんかはすごく精巧に作られていて本物みたいだけど、中は実弾じゃなくてBB弾とかだから死にはしないけどね。」
正直こんなにリアルだと思ってなかったので怖くなっていたが『BB弾』と聞いて武田は安心した。
「びっくりしたー!でも中身はBB弾で安心したよー。
こーやってセーフティを解除して撃つんだよねっ?
ばーんって☆」
武田はトイガンを右手で持ち片手でトイガンをまっすぐ持った。
「ちょっ!危ないって!;」
「え?」
バーンッ!!
ガチンッ!!!