第2章 祝☆引越しパーティ
松岡が出て行って武田は片付けをした。
洗い物がホットプレートだけだったので思ったより早く片付いた。
「んー…雪村さんどうしよぉ;;
起きないかなぁ…」
武田がぽつりと呟いた。
「起きてるよー。」
背中を向けたままの雪村が返事をした。
「え!あ、起きてたの?!?!」
びっくりしている武田をよそに振り返りながら雪村は言った。
「うんー。実はちょっと前から起きてたー。」
起きてたのか;;
余計な心配しなくてよかったんだ…
でもまぁ起こす手間が省けてよかった。
「そっか!ならよかった☆
もうみんな帰っちゃったよ?
雪村さんも帰らないとっ
今度もしよかったらトイガン見せてね♪」
武田はドアを開けながら雪村に笑顔を向けた。