第10章 緑の部屋【R18に出来ました】
「…ひっ、く…ぅう…」
嫌なのに反応してしまう自分の体、緑の怖さに堪えきれず武田はついに泣き出した。
緑は驚いた顔をするかと思ったが予想外な事に笑顔を浮かべていた。
「れっち、泣かないで…。」
緑は武田の頬に伝う涙を舐め上げる。
「…れっちが口で俺の事イかせてくれたら今日は帰してあげるから。ね?」
武田は涙で潤んだ瞳で緑を見つめた。
冷静に考えればこんな取引はおかしい。
だが武田にはそんな事はわからなかった。
“これ以上イクとおかしくなってしまう”
“緑とSEXをしなくてすむ”
“やっと解放される”
これだけが武田の脳内を占めていた。
・・ーこれで解放されるならー・・
武田は自ら緑の下半身に手を伸ばし、そそり立つ緑自身を軽く握ると、なんの躊躇もなく口に咥えた。
「そう…いい子だね…っ、、」
緑は見下ろしながら気持ち良さそうに武田の頭を撫でた。