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桜の誓い
第2章 見習い
「私、逆に蓮真の足引っ張りそうだけどいいの?」
「大丈夫じゃ。お主にはそれまでに自分の身は自分で守れる程度の術を覚えてもらうつもりじゃ。
それを見て、蓮真が大丈夫だと思えば連れていくだろう。
お主も覚えておきたいじゃろ?
自分の身を守る術を。」
くっそ。
この猫なんて生意気なんだ。
そんな事言われると頷いてしまうじゃないか。
「わかった。とりあえず頑張ってみるね」
「うむ。その意気じゃ。そろそろ蓮真の元へ行こうか」
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