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【ハイキュー】大王様の奴隷〜命令H〜【R18】

第3章 逆らいの条件


また練習に戻って行った先輩達。


澤村先輩はまだ私の横にいた。


「真白以外に新一年は四人いるんだ。まあ、マネージャーは一人だけど、三年にもいるから」


「は、はいっ……!」


緊張して引き気味な私を悟って、澤村先輩は優しい顔でいろいろ教えてくれた。


先輩の名前や、今いない二人の選手のこと。


顧問の先生や本気で全国を目指していることとか。


「まあ、慣れないうちは大変かもだけど、マネージャーが一人でも多いと俺たち選手も助かる。いろいろ頼むな」


「こちらこそよろしくお願いします」


「おう」


再び練習に戻って行った先輩。


貴重な練習時間を申し訳ないな。


この人達、本気なんだ……。


それはわかった。けど無理だと思う。


ううん、絶対に無理だ。


このメンバーじゃ私の知ってる人達にはきっと敵わない。


セッターの技術も、いないエースの人も。


やっぱり近くで応援したかった。


岩泉先輩のことを……。


その日の練習は、私は見学だけで終わってマネージャーの先輩になる清水潔子さんに会った。


潔子さんはめちゃくちゃ美人だった。


眼鏡とかその他もろもろ、ちょっとエッチな感じが漂う人。


抱きつく勢いで走ってきた田中先輩にはビックリしたけど、慣れたようにかわす潔子さんにもビックリした。


喋ってみると本当に天使で、エロさのカケラもない純粋そうな人だった。
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