紅明の妻は、アルマトランにいたシバとアラジン崇拝の最強でした
第7章 集結
突然のことだった。煌帝国皇帝が死んだ。
~皇帝死去から一月後~帝都
私は紅明の後ろに付き添い、白瑛殿を迎えた。
紅明「白瑛殿!あまりに早い帰還に皆おどろいていますよ。それに、その者たちは一体?」
白瑛殿は紅明の疑問に手をその者達にさしながら答えた。
白瑛「はい…彼らは黄牙の騎馬兵100余名………私の、けん属です。」
……パイモンは多産型でしょうからね
紅明「!?100余名ものけん属器使い!?」
白瑛「私のパイモンは、どうやら多産型のジンだったようで・・・女性のジンだからでしょうか?彼らの力のおかげで、私は今日まで戦ってこられました………」
紅明「すばらしい。白瑛殿はけん属の数と戦力なら煌帝国随一ですね!翠蓮もそう思うでしょう?」
紅明が私に話をふる。
翠蓮「はい。白瑛殿のけん属と戦力は煌帝国随一ですね。」
紅明「それに半年前、弟君も旗下に加わったとか?」
白龍殿、多分そろそろ‥‥
忠雲「紅明様、翠蓮様あれを」
紅明「?なんだ……?」
翠蓮「!…あれは」
生物……?
それは眼に見えるところまで近づいてきた。
紅明「なんだ!?この化け物共は!?」
ザッ
白瑛「あれは…白龍のけん属です……といっても…ザガンの能力でしもべにした生物たちにすぎない、そうですが…」
白瑛「私達が天山越えをわずか半月で成せたのも、途中まで彼らの脚を借りたからなのです…」
紅明はなにかを考えているよいだった。
兵「総督のご帰還だ!!」
紅炎が帰ってきたらしい。
紅覇が帰ってくるのがあと半日ほどかかるらしく、それまで待つことになった。
多分、明日になるだろう。