紅明の妻は、アルマトランにいたシバとアラジン崇拝の最強でした
第6章 転期
バルバット国境
煌帝国征西軍拠点基地
兵士「神官殿と翠蓮様の御到着だ!」
紅覇「あ~~~~遅いじゃ~~んジュダルく~ん」
紅覇が近づいてジュダルに引っ付いた。
紅覇が此方を向く。
紅覇「あ~、翠姉!もう、もう少し早く帰ってきてよぉ~。明兄が大変だったんだからぁ」
紅明「神官殿!今までどちらに?連絡がつかず心配いたしましたよ。」
紅明が此方に気付いた。
紅明「翠蓮!なぜもう少し早くに帰って来てくれなかったんですか‥‥浮気されたのかと心配で」
私は紅明に抱き締められていた。
ジュダル「その、紅明お楽しみの最中悪いが早く行こうぜ。お前らの兄王様が待ってんだろ?」
紅炎「俺を待たせたのだ…面白い手土産を持ってきたのだろうな?ジュダル。そして翠蓮、もう少し早く帰って来い。大変だったんだぞ。」
ジュダルはニヤッとしていった。
ジュダル「ああ。シンドバットに言ってきてやったぜ。煌帝国と、戦争しようってな。」
紅明「!?」
紅明「…なっ!!?ばかな…皇帝陛下の許可もなく、シンドリア…延いては七海連合を今敵に回すなど…!?」
……七海連合と戦争、興味なんて無いけれどあの方に何かあったら
私が考えていると紅炎が笑いだした。
紅炎「面白い。それでこそ、我が帝国のマギだ。」
紅炎「皆も心せよ!東の覇者たる我が帝国が、世界のすべてを手にする日は目前だ…」
…いつのまに部下の人出てきたんだろう