紅明の妻は、アルマトランにいたシバとアラジン崇拝の最強でした
第5章 シンドリアでの
それから時がたち、アラジン様や白龍殿が迷宮攻略に行き、今日帰って来るらしい。
?あちらが騒がしい
……あれはジュダル?
ジュダル「俺の煌帝国はすっげーんだぜ!?なんせ迷宮攻略者が……6人もいる!」
私は柱の影に隠れて様子を伺う。
ジュダルは煌帝国の金属器つかいの名前をあげていく。
ジュダル「……練紅炎‼そして紅明の唯一の妻の翠蓮!」
ジュダル「中でも紅炎はいい…3つも金属器をもっている。でも戦争好きと言うわけじゃねーが、翠蓮なんてすごいんだぜ!?」
シンドバット「翠蓮殿?」
私?
ジュダル「ルフにも愛され魔力もすげーし、あいつは、複数迷宮攻略者だ。今、翠蓮が攻略した数なんてシンドバットお前をこえる。」
シンドリア勢「!!!」
はぁ、なにばらしてるの
その間にも話は進む。紅玉がでてきたわね。
!紅玉が
翠蓮「ジュダル、何を話しているの?」
柱の影からでる。
ジュダル「!おっ、翠蓮。んーここが煌帝国の敵だって話だ。あっ、忘れてた。紅炎が翠蓮を連れて帰ってこいってよ。
紅明が暴走しそうになってる。」
あっ、これが書状だぜ!と言って手紙を渡してくる。
私はその手紙を読むとシンドバット王に言った。
翠蓮「シンドバット王、申し訳ありません。手紙には直ぐに帰国せよとの事で……ジュダルと一緒に帰らせて頂きます。」
シンドバット「あっ、ああ。ならば仕方ない。」
私は紅玉に近づき言った。
翠蓮「紅玉、私は直ぐに帰国しないと行けなくなりました。それと、私は貴女の味方をするのでいつでも帰ってらっしゃいな」
私の言葉を聞くと、紅玉は顔を上げ、
紅玉「はっ、はい!お義姉様!」
と言った。
私はジュダルと一緒にシンドリアをあとにした。