紅明の妻は、アルマトランにいたシバとアラジン崇拝の最強でした
第4章 煌帝国の
シンドバット「お久しぶりです。翠蓮殿」
シンドバット王は私に人好きとする笑顔を向けた。
翠蓮「はい、バルバット以来ですね。シンドバット王よ」
シンドバット「えぇ、実はお礼を申したく…それと謝罪を」
翠蓮「お礼?謝罪?」
私は首を傾げて、シンドバット王に目線をあわせた。
シンドバット「はい。あの日バルバットでの事で、煌帝国を納めていただいたので。それと無礼な口をきいてしまいましたので」
翠蓮「いえ、私はすべき事をしただけです。それに私も名乗りもせず、すみません」
こうして少しして私達二人の対話は、終わった。