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紅明の妻は、アルマトランにいたシバとアラジン崇拝の最強でした

第3章 バルバットで




紅玉「この件…陛下にお任せした方が良さそうね…」

 ふぅ、たしかにシンドバット王が出てくるならこれがいいわね。

翠蓮「紅玉、それが良いでしょう。」
紅玉「翠蓮お義姉様!」
不安だったのだろう、紅玉の顔が嬉しそうに微笑んだ。

翠蓮「紅玉、安心して。私からも皇帝に進言しておきましょう」
私がそう言うと煌帝国の人が肩の力を抜いた。やはり少し不安だったのだろう。

夏黄文「翠蓮様がそう言って下さるのならば、心強いであります。」


シンドバット アリババ「貴女はいったい?」

煌ー翠蓮「無礼な!!」
私は兵士に手で制した。

翠蓮「私も名乗っていなかったし…だからこの場で名乗りましょう。」

私は口を開いた。


翠蓮「私は、煌帝国第二皇子が妻、練翠蓮」

私がどうぞよろしくと言うと、シンドバット王のみならず他も驚いていた。


こうして私達は、煌帝国に帰還した。


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