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彼女【及川徹】

第1章 1話



及川side




ああ。痛い。




体の節々がすごく痛い。





何があったんだっけ?



そうだ。望美と一緒にはねられたんだ。






望美は大丈夫なのかな?

後で望美に謝らなくちゃ。言い過ぎてごめんって。




でも、俺は絶対に望美と同じ大学に行くからね。







でも、その前に、ここはどこだろう。






薄く目を開けると焦った顔をしている白衣を着た男の人と女の人がいた。




「及川さん!聞こえますかー!?」





聞こえてますよー。

ただね、声が出ないんだ。ごめんごめん。



服装からして、ここは病院で、俺は運ばれてるんだ。



望美は大丈夫かな?







白衣の男の人に聞きたいけど、声が出ないし、何よりも眠い。








このまま、寝てしまおうか……














望美…………。








いつの間にか、俺は深い深い眠りについていた。





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