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彼女【及川徹】

第1章 1話



及川side

退屈な6時間目の授業が終わり、待ちに待った部活。

岩ちゃんと望美を引き連れて体育館へ直行。するはずが…

「あ、先に行ってて」
「えぇぇ?なんでさー!望美も一緒に行こうよ!」
「無理。ちょっと用事。すぐ行くから先に行ってて。」
「用事ってなにさ??」
「んー…ちょっと頼まれ事」
「ふーん…すぐ来てね?」
「うん。飛んでく」


ニヒヒと、いたずらっ子のような可愛らしい笑みを浮かべた後、望美はバックを持って教室を出ていってしまった。

仕方なく岩ちゃんと2人で行こうとして振り向くと、そこには誰もいなかった。

「あーーー!岩ちゃん先に行きやがった!」


3人で一緒に…ではなく1人で寂しく体育館に向かう事になったのだった。










望美の頼まれ事ってなんだろ?
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