第6章 6章
徹先輩が後ろから歩いてきてたから
『ねえ徹先輩
わたしパフェとオムライスたべたいな♡』
そう声をかけたら
ぱぁっと花が咲いたような笑顔を見せて
及「うんっ☆及川さんに任せて☆」
あのウザイ徹先輩が復活した
なんだかんだでほかの3人の先輩もため息ついて
安心してたから
よっぽどわたしと徹先輩はうざかったんだろう
ごめんはじめ先輩、貴大先輩、一静先輩
心の中で謝っとく
及「奈々ちゃんは、俺の隣ね」
『はいはい』
いつも通りの徹先輩はウザいけど
やっぱり徹先輩はウザイくらいが丁度いいや
みんながそれぞれ食べ物を注文して
すぐ食べ物が届いた
さすがファミレス
さすが部活後の男子高校生
余裕で二つとか食べ物を注文してる
そんなに食べても太ってないみんなが
羨ましくてちょっと睨んだ
あっという間にみんなご飯を食べ終えた
わたしもちゃんとパフェも食べ終えて気付くと9時5分前
やんばい!蛍との待ち合わせ時間が!
『ごめん!わたしこれから用事あるんだ!
かえるね!!
あ、これ私のラインなんだけど
とりあえず徹先輩に教えるから
みんな良かったら追加して!!
じゃあお疲れさま!!』
そう言ってダッシュでお店を出ようと思った
けど考え直した
今日1日練習頑張ったみんなへの御褒美ってことで
わたし含めた5人分の会計をして走る
なんでそんなお金あるかって?
その話はまぁ今度!
とりあえず今は全力で公園に向かって走った