第5章 5章
わたしも朝と同様みんなの服とタオルをたたんだりしていた
そしたら休憩になってみんなにドリンクを渡した
ドリンク飲んだら朝練がなかった先輩達が口々に褒めてくれて本当うれしかった
…てかなんか
『ねぇ、貴大先輩!突き指してない?
ダメだよほっといちゃ、わたし怪我の手当は得意だからここ座って』
そう言うと貴大先輩はびっくりしてる
及「え、マッキー突き指?無理しちゃダメだよ?」
松「てか奈々ちゃんよくわかったな」
だってなんかいろいろ怪我とかして帰ってくる仲間とか見てたから怪我とか発見したり治療したりするのは得意なんだよね
なんていえず
『わたし医療系のドラマ好きだからかな』
…我ながらなんという雑な言い訳
花「ほんとにお前よくわかったな
大したことじゃないし誰にもバレずに隠せると思ったのに」
『隠すのはダメだよ!
一応これから怪我したらおしえてね?
今痛くなくてもひどくなっちゃうことあるし
…はい!できた!!
多分明日には良くなってるはずだから今日はそんな無理しちゃダメだよ!!』
貴大先輩のテーピングを終えた指を見ると
我ながらうまいなぁと感心
岩「奈々、お前ほんとに中学時代マネージャーとかやってねーんだよな?」
『やってないよ、バリバリの帰宅部!
なんで??』
岩「いや、気にすんな
及川、さっさと練習再開しろ」
練習も再開されてその後も途中何度か休憩はあったけど
いつも通りに練習はおわった