第5章 5章
金田一side
突然神咲さんに話しかけられた
しかも勇太郎って、名前呼び
神咲さんのことは初めて見た時から
すごい可愛いと思ってた
で、昨日の帰り道
神咲さんとクラスが同じ国見にどんな人なのか聞いてみた
国見の答えは
国「入学初日から遅刻してくるバカ
その後の昼休みでいろんな人を敵に回したバカ
先生にタメ口で話して怒られてたバカ
なんか話し方もバカっぽいし
俺に隣の席だからって迷惑かけてくる」
そんな言われようだった
けど、国見気づいてるのかな
国見がそんなふうに人のことを言うのは珍しい
だって基本他人に興味無いしアイツ
たぶん国見は神咲さんのことが気になってるんだろうな
って思った
そんな俺はというと
いきなり話しかけられて正直めっちゃびっくりしてます
だってやっぱなんか可愛いし
気が動転した俺は意味もわからず
金「あぁ、よろしく」
これだけじゃダメだと思った俺はとっさに
金「神咲さん可愛いね
彼氏いるの??」
なんて聞いてしまっていて、
正気に戻った後に後悔していた
神咲さんも若干ひいてるし
及「おぉ〜金田一ってそんな感じなんだね?
でもそんなんじゃきっと奈々ちゃんは落ちないよ
仕方ない、及川さんが見本を見せてあげよう☆」
なんていって及川さんは神咲さんに近づく
及「あ〜奈々ちゃん、今日のその…
いてっ、奈々ちゃんまで殴らないでよ
なんか岩ちゃんより痛いかも…」
しかし神咲さんは近づいてきた及川さんを軽く殴って無視して
俺に向かって真剣に答えてくれた