第5章 5章
そして休憩
わたしはせっかくたたんだのに…とか思いながら
タオルとドリンクを一人一人に渡す
しかもちゃんと本に書いてあったとおり
『おつかれさま』
その言葉を添えて
本当は笑った方がいいらしいけど
笑うの苦手だって言ってんじゃん!
てことでおつかれさまに気持ちを込めて言っといた
…ドリンクの味どうなんだろ
そんな心配をしてたら
及「奈々ちゃん!!
奈々ちゃんのドリンクすごい美味しいね!!
及川さん感動しちゃった!
お世辞とかじゃなくて、なんか特別な工夫してるの?」
よっしゃああああ、
徹先輩曰く美味しいらしいよかった
それに他のみんなも
美味しいって言ってくれてた、うれしい
最後にらっきょう…じゃなかった
勇太郎にドリンクを渡す やっぱ1年は最後らしい
『ねぇ、勇太郎!
おなじ1年だから仲良くなろうね!!
とりあえずおつかれさま!!』