第5章 5章
蛍と別れて帰り道を歩いていた
まぁなんか東京と違って12時とかになったら
ほとんど人は歩いてなくてびっくりした
なんだかんだでもう12時
そう!12時なのだ!!
ホント時間どうゆうつもりなのかな
これからまずドリンクの練習して
なんか美味しくなる方法とかを発見する予定なのに
やっぱり今日は徹夜かなかぁ
しかたないやろう!!
スマホを取り出しドリンクの作り方をぐぐろうとしたら
LINEがきていた
んーだれ…
あ、いとこからだ
[奈々、学校どうだった?]
[バレーのマネージャーになったよ]
[奈々がマネージャーなんて心配だけど
まぁ、がんばって]
[ありがとう!京治もバレー頑張ってね!]
[うん、じゃあまた連絡する]
あーあ、またここで無駄な時間使っちゃった
…なんてね
ほんとは連絡が来てて嬉しかった
京治はわたしがひとりになった時とか辛いときに助けてくれた人
本当に感謝してるんだ
正直、いとこだから優しくしてくれるってのはわかってる
…でもいとこ同士って結婚できたよね?
あれできないっけ??忘れた
はぁ、なんか寂しくなっちゃった
京治に会いたいな、なんて思ったり思わなかったり
あああ!ドリンク作んなきゃ!
急いで作り方を調べた