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隣で笑うあなたへ [ハイキュー!!]

第12章 12章




それからわたしは先輩達にGW合宿のことを話した


岩「それ、夜会いに行くって言ってたヤツか?」


『うんそれ、その会えなかった代わりに
今回の合宿のマネージャーやれって言われた』


松「すげーな、音駒高校の主将」


及「それってじゃあ――」


『徹先輩、徹先輩のせいじゃないって言ったでしょ?』



きっと「俺のせいじゃん!」って続くであっただろう言葉を無理やり打ち消す


別に徹先輩のせいだなんて本当は思ってないよ

まず猫又さんと知り合いの時点でこうなることはきっと仕方ないことだったんだ、って思ってるしね



『だからまぁ頑張ってくるね1週間』


花「なんかあったらすぐ連絡しろよ」


『え、助けに来てくれんの?』


花「まぁ行けたら」


ここで絶対って言わないところが貴大先輩らしい


『ははっ、ありがとう』


松「俺東京の土産、前買ってきてくれたお菓子ね」


『あ、一静先輩が気に入ってたやつね、了解』


岩「俺はなんでもいーわ
なんかうまいもん買ってきてくれ」


『わかった』


及「あのさ、その合宿って彼氏とかいないんだよね?」


『うん、音駒だけどと思うよ?』


及「じゃあ心配だから、連絡して」


珍しく徹先輩が真剣だ


『んー、まぁ暇だったらするよ!』


及「忙しかったら連絡だけでいいから」


『ん、それなら多分するよ!』


花「ついでに奈々の自撮りとか送ってきていーから」


『え、それは嫌だよ』



明日から東京っていうか埼玉に行かなきゃいけないのに

みんなと過ごすのが楽しすぎて
明日から離れるのが若干寂しかった


そんなこと絶対本人達に言わないけどね


せめて京治と光太郎に会えるならいいのに
お互い合宿だから仕方ないけどさ



そんな文句を思ってるうちに10時を過ぎて先輩達は帰っていき、
わたしも眠りにつく


あー今日初めて京治と電話しなかったな

明日から合宿だししばらくできないか
ちょっと寂しいと思ったりする


けどわたしの睡魔はすごいもので、そんな思いも打ち消しわたしは眠りについた

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