第8章 8章
次の日の朝
また周りがうるさい
そして気づいた
またやってしまったことに
及「も〜やっぱこうなるんだから
昨日の夜抱きしめて寝ればよかったあ!」
松「あ、奈々ちゃん起きた?」
及「奈々ちゃん、おはよう☆
俺は今日も奈々ちゃんのおかげで
朝から幸せだよ〜」
岩「死ねクソ川」
及「もう岩ちゃんすぐ死ねって言わないの〜」
『もう死にたいおやすみ』
みんなの話し声を聞いていて
もう心が折れそうだったし
徹先輩が温かいしいい匂いするしで
二度寝をした方がいいと決断したわたし
さっきちらっと部屋の時計を見た時は
5時だったしあと45分くらいは寝れる
そう決まればはやい
どうせ抱きしめてしまった事実は変わらない
だからわたしが一番寝やすいくらい
徹先輩を抱きしめる
及「奈々ちゃん!!??」
徹先輩のその叫びは無視
だって眠いんだから許して欲しい
わたしが一番寝やすいベストなんだから
きっと五秒くらいで寝たと思う
だからね
松「奈々ちゃんの寝顔可愛いね」
花「俺写メ撮っとこうかな」
国「花巻先輩、俺撮ったんで後で送りますよ」
花「あ、まじ?サンキュー」
及「国見ちゃん!及川さんにも!!」
国「わかりました」
金「国見俺にも」
国「え、金田一も?」
及「あ!岩ちゃんも欲しいって!!」
国「じゃあ部活のグループラインに載せときます」
岩「及川テメェ!」
なんて会話は知らない