第8章 8章
それからは
いろんな人に今日は徹先輩じゃなくて
俺と寝た方がいいよ
って言われたけどお断りした
もうあんなことする恐れがあるから
ひとりで寝たほうがいい
ちょっと怖いのは我慢しなきゃね
まぁそんな感じで朝ごはんをたべに
食堂にいくけど
恥ずかしすぎて徹先輩の顔は見れないから
大人しく席の一番端に座ると
岩「ここいいか?」
はじめ先輩だ
『うん!どうぞ!!』
岩「今日あんなことになるまで
気づかなくて悪かったな」
『いや、さっきのは悪いのはわたしだから』
岩「いや、あそこで油断してた及川が悪いだろ」
及「なになに〜?
二人とも愛しの及川さんの話で盛り上がってるの!?
俺も入れてよ〜
俺自分のいいとこたくさん言えるし!」
岩「うぜぇ」
徹先輩はわたしの向かいに座ってくれて
朝のことなんて気にしてないみたいだった
はぁ、気にしてるのはわたしだけか
なんてったって徹先輩は2回もこれまで
わたしのこと抱きしめてるし
徹先輩の家では
ハグは挨拶みたいな感じなのかな
もしそうなら気にしてるわたしが
バカみたいじゃん
怖いし今日も遠慮なく徹先輩と寝てもいいかな
及「奈々ちゃん、
今日も及川さんと一緒に寝ようね〜」
『うーん、考えとく』
でもきっとわたしはまた
徹先輩と一緒に寝ちゃうんだろうな
なんとなくだけどね