第3章 3章
国見side
さっきの
『うるさいの嫌いだからちょっと黙って』
って言葉を聞いて印象が変わった
彼女もきっと女子と戯れたい感じのキャピキャピしてる女だと思ってたのに
良い意味で裏切られたって感じがした
そんな彼女に元中の高橋がきれた
それに対してもちゃんと怯むことなく言い返してて少しだけだけど見直した
まぁ馬鹿そうていう印象は変わらないけど
それから俺の予想通り元中の健人と山下は神咲に話しかけた
だから俺にも話が振られるのは予想通りのことで
自己紹介をした
それから3人で話してたみたいだけど会話に入る気もなくとりあえず寝たふりをしながら
神咲がいった
信頼してる人にしか名前を呼んで欲しくない
といった言葉の意味を考えていたら
『国見くんは、私のこと正直仲良くできないと思うならむりしなくていいからね』