第7章 7章
月島side
昼ごはんを食べてからは特に何もなく
水族館にいって夜ご飯をたべた
水族館での奈々は
正直死ぬほど可愛かった
…本人には絶対言わないけどね
そして帰る時間になって
僕と奈々は帰り道を歩いていた
昼間気づいた写真の人のことを聞いたら
いとこと幼馴染みだって言うけど
幼馴染みってなんか危なくない?
って、僕どんだけ独占欲つよいんだろ
自分に笑えてくる
そして、奈々の家の前についた
告白って、今日すべきなのかな
でも奈々好きな人いないって言ってたし
どうせフられるだけだけど
『送ってくれてありがとう!』
月「ねぇ………」
『ん、なに??』
月「楽しかった、良かったらまた遊んで
じゃあ僕かえるから」
そして歩き出す僕
って、なに僕上から目線になってんの?
全然言いたいことと違うし
でもこれが今の僕の言える精一杯だった
『うん、わたしもたのしかった!!
じゃあまたこんどね!!!』
後ろから声が聞こえて
振り返ってみたらずっと角を曲がるまで
手を振ってくれていた
そして、角を曲がってから
耐えきれなくて道にしゃがんだ
やることすべてが可愛すぎデショ
ほんとそういうのズルくない?
僕をどこまで好きにさせれば気が済むの