第7章 7章
そしてもう一本蛍に向かってサーブを打つ徹先輩
蛍はレシーブができなかった
山「ツッキイイイ!!!」
忠は蛍に対し叫んでるけど
わたしは蛍が可愛そうだとは思わなかった
だってわたしは青城のマネージャーだから
ただ純粋に
徹先輩がすごい、としか思わなかった
それほどまでに
わたしはきっと徹先輩のバレーが
好きなんだと思う
だって
徹先輩のトスが好きなんだからね笑
23対24
及「おっ、あと1点で同点だね〜」
日「おい!コラ!大王様!!
俺も狙えっ取ってやるっ!!狙えよっ!!」
思わず吹き出した
翔陽さすがに本人に大王様はやめてよ
まぁ、わたしもおもったけど
そしたら隣にいた監督がわたしを見てきた
そりゃいきなり吹き出したら変な人だよね
『大王様っていいあだ名ですね』
それしか言えなかった
ってまって、わたしが吹き出した?
笑ったってことだよね??
自分でびっくりした
日「バレーボールはなあ!
ネットのこっち側に居る全員!!
もれなく味方なんだぞ!!」
そうだ、今は試合中
わたしが笑ったことは今はどうだっていい
見てたの監督だけだし
すると烏野が
守備の範囲をかえた
見る感じだと大地先輩が
コートの真ん中にいて多く守るみたい
でも徹先輩はおもったよりすごく
その守備でも徹先輩は
コートの端にいる蛍の正面にサーブを打った
コントロール良すぎだよほんと
そのサーブはコントロール重視だから
蛍はなんとか上げることが出来た
けどそのボールは青城コートに帰ってきて
こっちのチャンスボール