第7章 7章
そしてその様子を後ろの方で見ていた
蛍のとこに行く
『蛍、久しぶり!!』
月「別にそんな久しぶりじゃないデショ」
わたしと蛍が先頭になって
体育館にむかう
だってわたし案内役だもんね
月「ねぇ、そっちの及川さんと付き合ってんの?」
は???
『え、なんで?意味わかんない』
月「土曜日の日キミのこと迎えに来てたから」
徹先輩と付き合う…
《『徹先輩お弁当作ってきたの!』
「え、ほんと?ありがと!☆
あーん、して食べさせて?」》
…って、ないないないないない
『ほんとに有り得ないから!』
月「そうなんだ
じゃあ今度土曜日の埋め合わせしてくれない?」
『埋め合わせ?』
月「はぁ…キミってほんとにぶすぎない?
僕とデートしてってことに決まってるデショ」
そういった蛍は顔を背けた
えええええ!蛍!!!
や、わたし蛍のこと大好きだから
別に嫌じゃないけど
でもよく良く考えたら土曜日約束破ったのはわたしか
『うん、わかった』
そんな話しながら歩いてたら
聞き覚えのある声
矢「なあ、今日来る烏野ってさ
アレがいる学校だろ?」
金「ハイ??」
矢「コート上の王様」
いらっときた
先輩だけど
飛雄が
コート上の王様って呼ばれるの
嫌いだって知ってるからいらっときた