第2章 2章
―――ぱしっ―――
腕をつかまれた、うざい
?「ねえ、まってよ、俺のこと知らないの?
俺及川ほどはもてないけど、結構認知度あると思ってたのに
君クラスと名前教えてよ、俺君に一目惚れしたかもw」
こいつ軽すぎだろう、と思い本気の本気に嫌悪感を抱いた
でもこいつが言った及川、ていう単語がきになって腕を振りほどいたりできない
仮にこの人が及川徹と同じ部活だとしたらバレー部
バレーにはきっと手が大事だと思うから
強くなんて降り払えない
『ねえ、あなたバレー部?』
?「ん、そうだよ
男子バレー部3年生の花巻貴大
てか俺の質問に答えてよ」
やっぱりそうか、
私の力からしたらこいつの腕をひねってつかまれた腕を離させるのは簡単だろう
でも、いくらマネージャーをやる気はないといえども
乱暴な真似はできない
3年生だしきっとレギュラーだよね
はーしかたない、穏便に済ませよう
『名前は神咲 奈々
学年は1年、クラスは今来たから確認できてなくてわからない』