【ハイキュー‼︎】排球部に入部致す‼️(`-ωー)+
第1章 入学式
なんだこの生き物……面白いぞ……?
次はどんな反応をするのか気になり、ひたすらガン見し続けると男子は、「うぅ……」とうめき、走り去ろうとする。
うぉい、ちょっと待ったー‼︎
折角の救世主だ。
いや、その救世主で、遊んだのは私だが……。
しかし、逃してなるものかと、慌てて服の袖を掴む。
いきなり袖を掴まれた男子は、カクンと前につんのめる。
こけそうになった男子は、慌てて態勢を整える。
振り向いた男子は、先ほどよりも眉をさげてこちらを見る。
……否、見下ろしている。
ちくしょう……。
なんだって、見た目的には目の前の男子の方が立場弱そうに見えるはずなのに、見下ろされるんだ……。
身長差か?
身長差のせいなのか?
……くっ……。
牛乳のノルマを増やさなければ……‼︎
っと、こんなことをしている場合では無かった。
男子にクラスを見てもらわなければ!
誉「穂高 誉」
私は、掲示板の方を指差し名をいう。
男子は、小さく首をかしげ、私と掲示板を見比べると口を開く。
?「穂高 誉さんっていうの?」
その言葉に私は強く頷く。
男子は、一つ頷くと掲示板を見た。
少しずつ視線をずらしていき、ふと、目を止めるとフワッと笑って、こっちを見る。
?「穂高さんは、1年4組だったよ。俺と同じクラスだね」