【ハイキュー‼︎】排球部に入部致す‼️(`-ωー)+
第2章 入部
コート上の王様?
影山って人の異名か?
っていうか、影山って誰やねん。
影山と言う人物が誰のことか分からず、周りを見渡すとどうやら私以外は、その影山を知っているらしい。
不思議そうな表情をしている人が誰1人としていない。
澤村「なんだ、月島は影山のこと知ってるのか?」
澤村先輩が苦笑しつつどこか楽しそうに言う。
蛍ちゃんは「まぁ、一応」と、頷きつつ、どこか不機嫌そう……。
そんな、蛍ちゃんの様子にどうすればいいか分からず、忠君を見ると、忠君は苦笑しながら首を横にふる。
どうやら、忠君にもどうすることもできないようだ。
一体、蛍ちゃんとその影山の間に何があるのやら。
それにしても、コート上の王様ねぇ……。
王様というのは、どういう意味合いでつけられたのかは分からないが、なんだか名前だけ見るとかっこいいなぁ。
でも私は、王様よりも殿様と呼ばれたい……!
だって、王様よりも殿様の方が絶対かっこいいよね?
え?
これって、私だけなのか?
むむむ……。
ここは、忠君に聞いてみることにしよう。
うん。
私は、忠君の服の裾を軽く引っ張りこちらに注意を向ける。
誉「王様と殿様……どっちがかっこいい?」
聞いた瞬間、周りから音がなくなった。
周りを見れば、皆ぽかんと口を開け、固まっている。
山口「えっと……どこからそんな話になったの?」
忠君は、苦笑をしている。