第16章 探す 【錦戸・安田】 【横山・丸山】
二人はゆっくりと
以前に大倉の彼女が寝ていた
雪の前世の女の白い棺桶に近づく
安田「なぁ、亮ちゃん
めっさ嫌な予感するからさ
誰かに知らせようや?」
その言葉に錦戸が安田を睨む
錦戸「さっきも言ったやろ?
確認してからでええやろ?」
そう言うと
錦戸が勢いよく
白い棺桶を開いた
中を見た瞬間に
二人は言葉を失った
錦戸「なっ!!!!!!」
二人が見たのは
白棺桶の中に黒いローブが
静かに置かれていたのだった
安田「こ、これは!!!!!」
安田がそう言い危険を感じ
逃げよとした時だった
二人の目の前が
真っ暗になり意識が消えたのだった