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Dye D? 3

第66章 井戸







魔法陣に横たわっている

雪の身体を見ながら



横山「しかし、まずいな・・・」



横山は厳しそうな顔をすると

渋谷が反応した



渋谷「何がや?」


すると丸山がそっと言った



丸山「ここは底だから太陽の光は入らないけど

でも外だから熱は感じる・・・

もしかしたら・・・

雪の身体は・・・」




その言葉に誰もが驚いた顔をした

しかし横山は

冷静に雪の姿を見ていた



魔法陣の真ん中で

静かに眠らされているようだった




横山「いま、敵は雪の身体を使ってないって

事か・・・」


その言葉に誰もが頷いた

そして丸山が言った


丸山「だから

ここに隠したんでしょう?」


横山は考えながら言った


横山「しかし、魔法陣してるって事は

まだ使うって事やな・・・」



その言葉に錦戸が横山を見て



錦戸「今は、そいつは

ただの死神ってこと?」



横山は頷く



渋谷「なら、アイツならどこに

向かうんやろな?」


渋谷の呟きに横山が反応した


横山「・・・どこに?」

渋谷は笑いながら言った


渋谷「やって

使わん理由があるんやろって」


横山は考え始めた

もし自分が敵なら

どこに向かうか



頭の良い敵なら・・・

雪の身体を使わない方が

いいって事は・・・・



横山「!!!!!!!!!!!!!!!!」



横山にはある一つの考えが浮かんだ



横山「雛、急いで帰るぞ!

監禁室に急げ

ゲストが危ない!」



その言葉に誰もが驚いたが

横山の言葉に動かされると

井戸がから出て

ミヨの元へと走り出したのだった


タイムリミットが迫るなか

誰もが必死で闘っていのだった


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