第4章 恐怖

大)や…やっぱりどこにもいません…
真)くそｯどこに行ったんだ仙石のやつ…
アイ)真理谷…もう一度外探した方が良くね…？
真)バカか！夜の外へ出るなんて危険すぎる！！またアンドリューサルクスが現れたら…！飛行機にいれば安全なんだ！仙石だってそれはわかっているはずだ…そう、遠くには…
赤)でも…黙っていなくなるのはへんじゃない！？きっと何かあったのよ…

アキラ…
フ…
…！！
アイ)りおん！

ぐいっ…
赤)えっ…？
アイ)真理谷！大森さん！俺に捕まれ…！早く！

ギュ…
ドォン！
赤)わぁ！
真)くっ…！
大)キャアアｯ！

バァン！
アイ)くっ…！

俺は体をぶつけた…

ぐわん！
赤)あっ…！アイくん！？大丈夫…！
アイ)だ…ｯ大丈夫だ…ｯ！

…ｯいってぇ…何か肩が暑い…血か…くそ…
大)何！？何んなんですか！？
真)…！これが赤神がいっていた地震…！しかしこの揺れは…！
アイ)ま…真理谷…ｯ！今さっき何かデカイやつがいた…！多分あいつのせいだ…！
真)…！まさか僕たちの勘違いしていたのか…！このジャングルで飛行機の中で最も安全…だから誰も居ないのが変だと思ってた…

ゴン！ゴン！

真(でも…逆だとしたら…？)
アイ)《哺乳類は見たことないものに強い好奇心を示すんじゃ！？
真)炎がこいつらを呼んでしまったのかも…》

真)…見たことのないものに強い好奇心を…
ガシャン…！
！？
な…なんだあれ！？