第28章 子供の国
光一はそういいくるす先生を連れ見えなくなった…次無事で会えることを願いつつ、アキラと共に葉っぱの上に腰かける。
すると
り)アイくーん!アキラくーん!
『ん?どうした?』
仙)そういや大森さんの具合はどうだ?
り)経過は良好みたいよ熱もないみたいだし
雪)それより行っちゃったわね矢頼くんと先生…
『そう…だな。まぁ光一が着いてるなら下手な奴がついているより安心だろう…』
仙)なぁ真理谷は近くにいるか?
真)僕ならここにいるぞ
真理谷はそういいいつも道理パソコンを片手に、歩み寄ってきた。
仙)真理谷!ちょうど聞きたいことがあったんだ。
真)?なんだ?
仙)…国ってさどうやって作るんだ?
真)国?…また奇妙なものに興味を持つな…まあいい。国を作るに必要なのはまず領土、国民、主権…以上だ!
仙)え!?そ…それだけ?
『まぁざっくりとはしているがな』
真)そうだな、それだからとっても小規模な国もある例えば…
雪)それなら知ってるわ!
雪は自慢気そうに頬に手を当てながら指を立てる。
雪)ヴァチカン市国ねっ!イタリアのローマにある小国で面積はたったの0.44㎞2… 何と東京ディズニーランドよりも一回り小さいのよ、人口だって800人ほどしかいないの。
仙)はー…流石委員会
『…アキラヴァチカン市国のことは小学校でざっとは習ったぞ…』
仙)え゛…
真)…それだけじゃないぞ国民が4人しかいない国もある!
仙)えっ!?
『…でもあれは自称だろ?国際的にはみとれられんだろ…』
真)しかし領土、国民、主権、この3つは確かに揃っているだから絶対に駄目だと決めつけるのもどうかとおもうぞ。
話が脱線したな…それはイギリス沖の公海に浮かぶシーランド公国海上トーチカを領土とし独立を主張している自称国家だまあさすがに国際的に認めている国はないが…
『其がアリなら他で言ったら…ビルが領土って国もあったよな?』
真)そうだなそんな国もある。その名はマルタ騎士団!
それをききアキラは不思議そうな顔をする
仙)騎士団ー?それって国なのか…?
まぁ確かにそう思うわな…