第28章 子供の国
次からは→『』が夢主の会話です
仙)く…国を造る!?
『どういうことだよ光一…』
矢)…なぁアイ、仙石俺達はここから生きて帰れると思か…?
仙)えっ?
アキラは光一の言葉に固まる…
矢)この島に来てもう3週間だ…あれほどの大事故にもかかわらず 捜索隊の影すら見えない…おかしいとは思わないか?
『それはそうだな…絶滅したはずの動物たちが歩き回ってやがるしな…』
矢)それに地下には大きな巨大空間まで広がってる…予想以上に得体のしれない島だぜ ここは…今まで随分犠牲者が出てる…このままじゃ 俺達は絶滅するかもしれねー…
絶滅…それはいままで俺達が普通の学生生活を送っていたなら気にもとめなかったことだろう…しかし確かに俺達はそれぐらいヤバいたち位置に立っている…一歩間違えば即座に全滅…まるでギャンブルだ…
仙)だ…だからってどうしたら…
矢)だから国を造る!
仙)!!
『なるほど…だから国か…』
矢)…アイ達は前より人数が増えたな…けどな これ以上10人20人増えてきた時 おまえらそいつらをどうする気だ?
仙)ど…どうするって…そりゃみんなで協力して生きていくさ…
矢)だったら全員が安心して生きていける場所が必要なはずだ、それが俺たちの国さ、この世界での理想的な国 それがどんな形なのか 俺にはわからねぇけど そいつを見つけることができたなら…
『もしかしたらこの島に散らばる人々をすくえるかもしれない…かぁ…』
俺が悩んでいるとアキラが…
仙)なら王様は俺とか…?
矢)王…様…?ブッ!アハハハハハハハ!王様って…ハッハッハッハッ!
仙)わっ!悪かったな単純で!
『光一…アキラ痛そうだからやめたげて…』
俺はアキラの背中を撫でながら満足そうに笑う光一に少し…てかかなり嫌な感じがする…なんか考えてんな…てかこんな話切り出した時点でか…
矢)はーあっ…最後に笑わせてもらったわ
仙)最後って…
『おい…光一!』
仙)おい矢頼!?何処に…!
矢)俺はむれるのは性にあわねー俺は俺で別の道を探す…どっちが生き延びるか…
『光一!…どっちもだ!あとくるす先生連れてけ…誰か守るやついたらお前強いから…』
矢)アイお前でもいいんだぜ?
『俺はまだやることがある…お前がこっちにくるきになったら…向かい入れてやる…それまて』
矢)…守ってやるよ…
