第1章 素晴らしいこの世界
コアアアアァァッ!
後ろからとんでもなく恐ろしい声が聴こえる…
…やべぇッ!マジ怖い!
アイ)ヤバイヤバイヤバイ!このあとッどうするよ!?どうするよ!
…考えろッ考えろ!どうすればいい!どうすればいい!?
大体あいつとの距離は今20メール弱…!
逃げ切れるか!?
ダダダダダッダダダ!
…え…?
?)きっ!来てます!すごい勢いで…!ひっ…!
アイ)まっ…じかよ…!?
少し後ろを向くとすぐそこにまで鳥が…えっ?…すぐ近…
ドガン!
?、アイ)きゃっ!、うわっ!
ザザザーッ
アイ)ぐっ…(このままじゃ…!)
おい!
アイ)!!アキラ!真理谷!!
仙)こっちこい!早く!
真)急げ!急げ!
アイは少しの希望が見えた
ガバッ!
アイ)簡単に言ってくれる…!
俺は女性を抱え穴へと飛び込んだ!
ズサー!
ドン!
カッカカッ!
ガリガリガリ!
?)ひ…!ひいい…
仙)来んなっ!くんじゃねぇー!
ガリガリ!
仙)…やっ
ガリガリ!
?)やめてっ…!
アイ)くんじゃ…ねぇよ!
俺は力いっぱいに蹴り飛ばした
ガン!
ガキャア!ズポッ!
…オーーイ
オーーーイ
オーーーーイ!
仙)…た
真)助かった…
?)ひっ…ひっく…ッ
アイ)…フゥー…ッ
俺は疲れた体を岩に預け痛む肩を優しく撫でた