第1章 素晴らしいこの世界
アイ)とは言ったが…どうする…
少し考えた俺はポケットに入っていた物にきずいた
アイ)…ん?これは…
それはグアムで買った催涙スプレーだった
アイ)…馬鹿みたいに大量に買ったやつがやつがこんな所に使えるとはな…おれは催涙スプレーを左手に持ち、痛む肩に鞭を打って走り出した
ダダダダダ!
アイ)(間に合えーー!)
クァッ!
やべっ!
クァァァーーー!
ブオン!
アイ)うおっ!?あぶね!
頭から飛び込んだおれは右手を地面につき反動を利用して女性の目の前に飛び出した
ガシャーッン!
アイ)はー…ッ!はー…ッ!はー…ッ!…おい大丈夫か?!(あっ…危なかった…!)
?)~~…うっ…うっ…うああー…
女性はポロポロと大粒の涙を流し言葉にならない声を出した
ドン!
後ろから大きな音がした
アイ)まずい!
俺は咄嗟に左に飛び退いた
ごぉーーん…!
バラバラバラ…ミシミシ…
アイ)…!あぶねぇなぁ…!
俺は予めもっていた催涙スプレーを鳥に吹き掛けた
プシューーー!
ぎゃか!カカカカカ!
バタバタと、ひっくり返る鳥を見て俺は
アイ)(…今だ!)あんたたてるか!?
俺はグイッと腕を引っ張るが
?)むっムリ…っ立てない…!
アイ)だと思ったよ…!少しの間耐えてくれ!!
?)へっ?
俺はガバッと女性を横抱きし森の方に走り出した