第5章 問題児!?な一年生
【鎌先side】
まじ何なんだよ!!
もう一度頭撫でてとか!!
あれは、つい手が出ちまったんだよ!!
頭撫でるとか恥ずかしいだろうが!!
俺はゲーム所では無くなっていた。
つか、アイツの顔が見れなかったから
テレビの画面を見るしかなかったんだよな。
正直アイツとの会話も後半何喋ってたかも覚えてなかった。
暫くして理緒声が聞こえなくなり辺りを見回すと俺のベッドで寝ていた。
……はあ!?俺のベッドで寝てやがる!
何で寝てんだよ!!
自分で言った発言も覚えてなかった俺は
とりあえずゲームをやめて考え込んだ。
流石にベッドに入るわけにはいけねぇし
………しゃあねぇ、我慢しての布団に寝るか。
ちぃせぇ…
理緒の布団は足も充分に伸ばせない程の大きさで
俺は少し足を曲げて横になった。
……アイツの匂いがする。
微かに香るの匂いにすぐ隣で寝ているような感覚になる。
……やべぇ、変な想像したじゃねぇか。
俺は余計な考えをしないようにと無理矢理目を瞑った。