第3章 相談しよう!
親父達との話も終わり俺はアイツと部屋の掃除を始める。
掃除っていっても床に布団を置くスペースを作るだけだが。
俺はアイツに何で烏野に通いたいのか?
と聞いたら「楽しそうだから。」と嬉しそうに喋っていた。
伊達工も楽しいぞ。って言ったら
「うん、知ってるよ!鎌先くん二口くんとあんまり揉めちゃダメだよ!」
って注意された。
……そんな事まで知ってんのかよ。
別に二口と揉めたくて口喧嘩してる訳じゃねぇのに。
アイツは物事考える事が何にしても軽すぎなんだよな!
掃除も終わり
俺は日課の腹筋ローラーで腹筋を鍛える為
シャツを脱いだらアイツに腹筋や腕の筋肉をベタベタと触られてしまった。
流石にベタベタ触れるのはちと恥ずかしいもんがある。
「俺ばっかりベタベタ触りやがって……
お前の腹も触らせろ!」
「いやん、ヤスくんのエッチぃ。
でもお腹くらいだったら触っていいよ♪」
俺の言葉にこう返してきたアイツ。
冗談で言ったつもりだったのに
触っていいよなんて言うもんだから
手が伸びそうになったけど
グッと堪えて触るのを止めといた。
俺は腹筋を鍛えながら警戒心の無いコイツを見て絶対俺を弟位にしか見てないよな?
なんて思っちまった。