第2章 トリップしちゃった!
「ねぇ私は何処で寝ればいい?」
「ベッドでいいぞ。俺リビングで寝るし。」
「……ごめんね、迷惑かけて。」
「気にすんな!………さっき話も聞かず追い出して俺こそ悪かった。じゃあ早く寝ろよ!」
そう言って鎌先は部屋を出ていった。
トリップしたのがまさか伊達工の鎌先くんのお家だなんてビックリだったな。
いや鎌先くんのお家で嬉しいよ?
伊達工大好きだもん♪
でも何かいきなり押し掛けたみたいになって
鎌先くんには迷惑かけちゃったな。
ごめんね、鎌先くん。
これからもいっぱい迷惑かけちゃうかも。
私はそんな事を思いながら
布団に潜り込みそのまま眠った。