第6章 失う思い出
何故か気が付いたら知らない人たちの葬式を終えていた
転生前の記憶はある?はず?
それと,私の叔母さんを名乗ってる人が話し掛けてきたのは覚えてる
もしかしてトリップ!?!?
かと思いきや,記憶喪失らしい
んー?私は前から此処に居た?でも何だろ..
変に心に穴が空いた感じ..言い表せない変な気分
私はアパートに住むらしい
叔母さんの所は何か訳があって駄目だとか如何だとか
親切な叔母さんが家具や何やら用意してくれて
お金は通帳にいれて置いてくれるらしい
今時親切な人もいるんだな
あ,学校?行ってるんだっけ..よりによって舞台の学校に
学校名でもうわかっちゃうよね
よし,脇役きゃらに徹しよう,怠いしね
「「「ももこ!?/桜乃!?」」」
何..主役キャラ達が総出でお出迎えとか
前の私何してたの?
それにしても本物は違うね,何かきらきらしてる
あ,忘れてた..呼ばれてたんだった
でも嫌な顔して不愉快な思いさせるのもあれだし,笑顔で終わらせとこ
『えっと..何ですか?』
「「「「....!!」」」」
何驚いた顔してるの?
そんな変だった????
『....?』
「「「「.....ッ!」」」」
「いや..何でもないんだ,すまん」
「ももこ!何で「のや!やめろ!」
何で,皆こいつ誰だみたいな顔してるの?
そんなに前と違ってた?
ももこだお(はーと)ぐらい言えば良かった?
何でそんな顔するの?
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補足説明させて頂きます。
主人公は家族の事,成長してきた記憶とその1人1人と共に過ごした時間や思い出を忘れている状態です
いわゆる記憶喪失ですね
転生した記憶は曖昧に残っていて
原作の記憶?はうる覚え状態です
紛らわしくてすみません..