第4章 友達出来るか緊張するよね中学生活
しばしの沈黙
どどどどうしよう,あ..!
『岩ちゃん,これず-っと渡そうと思ってたのに渡すタイミング無くて,有難う』
「あ,俺も忘れてた,有難うな」
『ううん..』
「俺らが居なくてもうまくやれよ?」
『うん』
爽やかな笑顔で笑ってくれる岩ちゃん。
ハンカチ渡すタイミング無くてず-っと持っててごめんね。
最後じゃないから涙なんて出ないもんね出ないもんね。
最初会ったのは鼻血出して心配してくれたとき
綺麗な先輩方に拉致られたとき助けてくれて
妹のように撫で撫でもしてくれた
逃走した時確保された時もあったっけな
全部思い出したら止まらないや
「まあ,永遠の別れじゃねえから,マネージャー業さぼんなよ?」
『..う,ん』
「はあ,泣くんじゃねえよ,てか顔面にぼ-るぶつけられた時は泣かなかったくせにな」
『岩ちゃああん!』
岩ちゃんに優しく抱き締められました,大好きな撫で撫でもして貰える何て,特権だよね
可笑しいな,涙がぼろぼろでてくるよ
「俺逹を支えてくれて有難うな,これからも宜しくな」
『..!!うん!卒業おめでとう,これからも宜しくね,はじめ!』
「..!ああ,これからも宜しく頼むな,ももこ」
今までで一番素敵な笑顔を見る事が出来ました。
これからも宜しくね,岩ちゃんいや一かな