第24章 月
「あーっ、眼鏡くんさ!」
「月島です」
「月島くんさ!バレーボール楽しい??」
「.....?いや....特には....」
「それはさ、へたくだからじゃない?」
「.......!?」
「俺は3年で全国にも行ってるし、お前より上手い!断然上手い!」
「言われなくてもわかってます」
「でもバレーが楽しいと思うようになったのは最近だ」
「....?」
「''ストレート''打ちが試合で使い物になる様になってから、元々得意だったクロス打ちをブロックに止められてクソ悔しくてストレート練習しまくった、
んで、次の大会で同じブロック相手に全く触らせずストレートを打ち抜いてやった、その1本で俺の時代キタ!!!!くらいの気分だったね!」
「.....」
「___その瞬間があるかないかだ」
「_....」
「_まあ、それはあくまで俺の話だし、お前の言うたかが部活ってのも俺はわかんねえけど間違ってはないと思う、ただもしもその瞬間がきたら
それがおまえがバレーにハマる瞬間だ」
えええええ、こーたろが凄い名台詞言った気がするんだけど、えっ、よし、目を擦ってみよ、あれ、こーたろが話してたわ
何処からか視線を感じるとくろとけーじが此方を見ていた
あっ、やば、変なことしてるのバレた
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あけましておめでとうございます!!!!
いつも遅くなってしまい申し訳ありません!!!お待たせ致しました!!!!!!
もしかしたら待ってねえよ!!という方もいらっしゃるかもしれませんが、1人でも待って下さる方の為にこれからも精進したいと考えていますので、今後とも宜しくお願い致します!!!