第24章 月
合宿初日の夜
梟谷学園グループ4校相手の練習試合に見事全敗したメンバーは森然高校の体育館裏に倒れ込んでいた
でも、うん、日中に比べるとまだ夜風は心地良いかなあ
大地さん達はシンクロ攻撃のヒントを得るために研究を続けようとしてるのかな会話的に
あ!仁花ちゃんがギブスもって走ってる
手伝いに「ツッキー!」....?あ、ぐっちーとつっきーだ
「今からサーブやるんだけどツッキーは「僕は風呂はいって寝るから」
「そ...そっか、あの「何?」ツッキーは何か....自主練とかしないのかなと思って....」
「練習なんて嫌って程やってるじゃん、ガムシャラにやればいいってもんじゃないでしょ」
「そ...そうだね....そう...なんだけどさ」
会話聞こえちゃった、というか聞き耳立ててたからなあ
つっきーがそのまま体育館を出て行ってしまう姿をぐっちーは何かを言いたげに見てる
んんんん、何だかこうまたあの胸騒ぎがするんだよなあ、ツッキーの後追っ掛けしようかな
LET'S 追っ掛け!!!!!!!!!
あ、待って、仁花ちゃん手伝ってから追っ掛けしよ
『仁花ちゃーん!!!!!』