第22章 ロフちゃん
「取り敢えず、ここまで来い」
ん???????え??????????
え、なんで若様は両手を広げて待ってるの???来いって呼ばれましたか??ワタシの事だよね?
「何をしている」
え??あ、すすみませんでした、い今すぐ行きまーす
「そっちじゃない、こっちだ」
ちッ、反対方向へと逃げようとしたら首根っこ掴まれて方向転換されたんですけど、私は猫か!?犬か!?何なんだ!!!???
『若様』
「どうした」
『いや、そのですね』
「....?これくらいも歩けないのか?」
『え?全然歩けますけど!!!!余裕ですけど!!!!』
その時の私の歩くスピードは尋常じゃなかったことをここからお送り致します
ほんっとに、若様って恐ろしい子っ!!!!!!