第21章 決裂
って言うのが水族館の帰り道の出来事何だけど
私貰ってばっかりで何もしてあげれてないんだけどなあ
じっとと見上げると、不思議そうにこっちを見てきては首を傾げてくる
「?どうしたの、ももこちゃん」
『ん?あ、いや、な何でもない』
慌てて顔を俯くも、ええ、お礼ってなんだろ、コンビニの肉まんでも買う?いや、安すぎか!!
『あ、あの、何かして欲しい事とかある?ほら、コンビニの肉まん買ってきたりとか買ってきたりとか』
すると暫し考える素振りをするように顎に手を掛けて考えるも、何かを思いついたのか、にたあと心底意地悪そうな笑顔を向けてきた
ひ!?え、ななななんだ、100億の壺とか買えとか無理だからな!???
だけど、私の反応を見ては笑っては何かを紡ごうと口を開くも何処か諦めたように又笑いかけられ言葉を掛けられる
「.....ももこちゃんが楽しんで元気になってくれたなら充分」
その言葉を聞いては瞳を丸める
『何それ意味わかんない』
すると、わしゃわしゃと頭を撫でられる
んむむむむ、でもそれじゃあ、私はしてもらってばかりになっちゃう
『あの、さ』
「....?」
『徹は今日楽しかった?』
「...!勿論」
心底嬉しそうに笑いかけてくれた笑顔がふいにもきゅんときたことは内緒でお願いしますね