第3章 初めまして宮城
明日が学校に迫る日の夜。
お隣さんに挨拶に行くという事で駆り出されてるももこです。
あの明らかに家の名前見たことあるような気がするんですけど気の所為ですよね?そうですよね?
兄様あああ,何でよりによって父さんと制服採寸行っちゃったのおおおお???
ピーンポーン
「はーい」
「初めまして,お隣に引っ越してきた桜乃と言います」
「御丁寧に有り難う御座います,西谷といいます」
「ほら,ももこ挨拶は?」
『はじめまして,ももこっていいます』
「ほら,あんたも」
「はじめまして!おれ,夕って言うんだ!」
うきゃああ,しょたのやさんが目の前に
笑顔が眩しいです光ってます
母さん?あれ何意気投合して家入ってるの-?
私置いてくの?置いてくんだね?
「ほら,ももこ?もいこ-ぜ!」
『喜んで』
「..おう?」
つい条件反射で差し出された手を掴んでしまった
え,これ前も見たことある気が..き,気にしない
もうこの時からのやさんイケメン過ぎとか罪すぎる。