第14章 若かれしあの子は...と思い出に浸ってみた
うえ,乗り物酔いしたももこです
ぱっつんお馬鹿くんこと色くんがまるでゴーカートの様な感じで車椅子を押してくれたおかげで酔い中なうです
え?何か呼ぶ名前が親しそうって?
私が酔ってる間に牛島さんが牛島さんがetc..を黙って聞いて虚ろで朧げな記憶の中必死に作り笑いして頷いてたら良い人に認定されたらしいですよ
ぱっつんお馬鹿くんのことはどうも憎めないので私も色くんと呼ばせてもらうことになっちゃったのですが...というか,私の名字知らないみたいだったのでもういっかな的なね
「おい,ももこ」
『ひい!?』
「あ!牛島さん!何でももこさん隠れてるんすか!あんなに良い所わかった感じで聞いてくれてたじゃないですか!」
いやいやいや!!確かにそんな感じを纏ったけど帰らせてくれしか考えてなかったから!!
「そう..だったのか『違うから!』...そう,なのか...」
何だこいつ!?可愛すぎか!?テンションの差激し過ぎだから!?
「若利くーん」
「ももこ!」
「.....」
ひい!?!?あいつがきた!ピエロがきた!!
せー先輩いいいいい
しろしろおおおおおおお!??
『へるぷへるぷ』
「ごめんな,大丈夫だったか?」
「なになになに今度は五色と仲良くなったの!?この子,まじ何物!?」
『ピエロまじ黙れお引き取り奉る申し上げます』
がくぶるまじがくぶる
「ピエロ!?え,俺のこと!?「天童」はいはーい」
「帰るぞ」
は?はあ???
いやだああああああああ
助けてええええ
「まったねえー!ももこチャン!!」
「んぐ!!!」
「ももこさん,またー!!」
「....」
せー先輩ああい!!
ピエロめ!せー先輩の口を塞ぐなんて,羨まし過ぎ..はッ!?私用が混じってしま...色くんかわいいな,ってしろしろそんな睨まないで!?睨まないで!?
とにかく助けてええええええ