第13章 偵察する時って伊達メガネ付けるか迷うよね

ん？なんか凄い賑やかな様な

チームワークはやっぱり良いよね

外から見てるとその事が良くわかる,まぁにろにーが騒いで怒られてる事が多いらしいけど

でも,バレーでチームワークが悪いと命取りになるから慌ててノートを取り出してはメモをする

んーっと,レシーブは並,スパイクも並？？かな
やっぱりあさあさを潰したブロックか

練習も中盤にさしかかった頃,次々と気付いた事はノートに書いていく
え？さっくーが可愛い,とかだろ？って？？
勿論,そこも書いたけどね(私の心のノートに)
でも私が直接見たかった鉄壁は見られないまま休憩に入ってしまった

「もーもこ,ちゃん」

『いっふ！うえ,にろにー気持ち悪』

「はあ？ん？今なんて？？」

『いやあ,二口くんはいつ見てもかっこいいなって』

「な..！『んふふー,にろにーと照れ顔GET』

「二口！またちょっかい出しに来て」

「っていう,茂庭さんも来てるじゃないですか,青根も」

「そりゃあ,久々..に会えたしな」

『もにもにー！！ぎゃんかわ』

「ももこは変わってないなあ」

『そりゃあ,ね』

ぴーっ

『あ,ほら,練習始まるんでしょ？早く,頑張ってきて』

「..！ああ」

もにもには凄い笑顔で頷いてくれた

「..！..」

あおも一瞬驚いた顔をするも頷いてくれた

「あ！おい,ももこ.俺達が終わるまで待ってろよ？んじゃ」

『え！ちょ..！』

え,まーさーかーの

ん？何か視線..が,マネージャーの子かな..？
凄いにろにー達がこっちに来る時目線があったのは気の所為..？