第13章 偵察する時って伊達メガネ付けるか迷うよね
猫ちーむとの試合が終わり,久々の学校にも慣れました
力に色々とサポートして貰ってる部分が多いから,感謝しても仕切れない
同じクラスで隣の席
ゆーとか他の人達とは残念ながら離れちゃってるから
「ももこ,大丈夫か?」
『りき,大丈夫大丈夫,ごめん,少しぼ-っとしてたね』
「いや,大丈夫なら全然良いんだ,ただあんま無理すんなよ?」
『ふふん,はにーに嘘ついたりしないよ』
「ああ,そうだな,さすが俺のだーりんだ」
『...!?』
悪戯にしてやったという風に笑う力
『りりりき!「ももこー!」..ゆー』
ばーんと凄い音を立てて教室にくる夕
「ん?どうしたんだ?」
『な,何でもない..』
「ん?ん?力!こいつ可笑しくないか?」
「気の所為じゃ,ないか?」
悪戯にこちらを見てまるで他人事の様に話すりき
「お前ら,凄い隣の教室まで聞こえてきたぞ?」
「ああ,すぐわかるしな」
隣の教室からやってきたきーくん(木下)となーくん(成田)
『きーくん!なーくん!』
「ん?どしたどした」
「また力に遊ばれてんのか?」
慌てて一番安全な2人の後ろに行こうと手を伸ばすも
行けずに手をばたばたすると
こちらに笑いながらやってきてくれた
「まるで,俺が悪魔みたいな言い方だな?」
「..!そんな事は言ってないない」
「そ,そうだよな」
慌てて少し顔を青ざめ頷く2人
そして
「のやっさああん!!!」
「おー!龍!!!」
『あー..』
「「「あー...」」」
「お前ら,皆して溜息しやがったな!?」
『気の所為だよ,ねー』
「「「ああ/おう」」」
「お前ら仲良しすぎだろ!」
「ももこ!お前!」
『いっふ,な何で私だけ!』
結局排球部2年メンツが集まりあっという間に賑やかになった
やっぱり凄く暖かい
皆,あれから私に何かと1人にしない様にしてるみたいに感じるけど
本当にいいのかな
重荷になってないのかな,色々と考えちゃう
退院してる時,皆には記憶喪失に何故なったのか
色々と過去のこときちんと話した
それでも受け入れてくれて凄く凄く嬉しかった
でも,皆の重荷にはなりたくないと反面考えちゃう自分がいる
皆...本当にごめんね,有難う