第12章 烏vs猫
え?何か皆凄い笑顔を私に見せてくれるんですけど
どどどしよ
あれ?え,あ!繋心くん..?なんでここに!?
まさか,コーチになった..とか?
本当に私...少しずつ転生前の記憶が曖昧になってきてるのかも..しれない
私が記憶喪失だった時唯一私が心を許したといっても過言でもない人
久々に話出来るといいな
一人で顔を真っ青にさせたり戸惑ってると
「...そろそろやるぞー!」
くろが声を掛けた
「「「「「おっす!!」」」」」
すると赤い集団が集まった
猫又監督から言葉をもらい,円陣を組む
「...おい,ももこ」
『ん..?なーに?』
突然呼ばれて驚くも首を傾げ言葉を返す
「お前も入れ,始まんねーだろ?」
そう言ってニヤッと笑う
『で,でも..「でも今は...音駒でしょ?」
研磨がこちらを見詰める
「..早く」
そう言って研磨はこちらに近付き車椅子をおしてくれ
円陣の中に入らせてくれた
「____俺達は血液だ
滞りなく流れろ 酸素を回せ
‘‘脳‘‘が正常に流れるために...いくぞ」
「「「「「あス!!」」」」」
え?あの台詞..聞いたことが?んん..んん..?
『凄い..かっこいい』
「え?」
「だよな!ほら,ももこもこういってるだろ?」
くろがこちらを見て何処か自慢気に述べる
「ええ...」
研磨が本当に?という様にこちらを見つめると
「ほら!研磨,いくぞ」
「わかった..ももこ,これ」
研磨が車椅子を押してくれ,ばさっと何かをこちらに投げる
『ふぐ..ッ,え..ここれって』
「それ俺の...今日はこっちのマネだから..着てね,じゃあ」
投げてくれたのは研磨のジャージだった
『あ,有難う!研磨』
嬉しく頰緩ませ御礼を言うと研磨も恥ずかしそうに頷いてくれた
んんん?ななんか凄い,烏野からの視線が痛い
「ももこおおお,なんでだ!??なに円陣入ってんだよ!!こっちのマネだろ!」
夕がこちらに来そうな勢いで言葉を言う
『だ..だって』
「うちのマネに手を出さないでください」
「すいませんでも今日はこちらのマネなので」
キャプテン同士が凄い笑顔で言葉を言い合ってる
こここ怖いよ
なにあれ威圧?が素晴らしく黒いよ
そそいえば,ドリンク作りにいかなきゃ
慌てて逃げる様に作りに行きましたよね,うん