第10章 集まった記憶の欠片
只今病院なうです
え?そんなのは知ってるって?
ただ,何とかなうって使って見たかっただけなんだから!何て言ってみたりする
時々皆会いに来てくれるので寂しく何てないもんね
でもまだ退院は出来そうにないので,辛いです
あれ?何か作文みたいになっちゃった,うへぺr
「ももこー,大丈夫かー?」
『こーし!ん,えっと..ぼーっとしてただけだよ,あはは..大丈夫です』
はい,実は今日はこーしが来てくれてます
それなのに,ぼーっとしちゃうなんて,やらかした
「...2人の時はためでいいよ,その方が俺も嬉しいべ」
『...!ふは,うん.有難う,こーし.あ,学校は今どんな感じ?』
「あ!あのな,昨日?新しい監督が来たんだ」
『え!新しい監督..!?』
「そうなんだ,武田先生が勧誘してくれてたみたいで.そこで練習試合したんだけど..」
『..練習試合!どことしたの?』
「町内会の人達と一緒にだべ.それで,聞いて欲しいことがあるんだけど...旭が,戻って来たんだ」
『...!』
こーしの嬉しそうな顔
あさあさバレー嫌いになってなかったんだ.本当に,良かった..
約束,守ってくれたんだって凄く嬉しいや
『...また旭さんのバレー見たいな』
「ももこが帰ってくるの俺逹はずっと待ってるからな.でも...早く戻ってこないと,俺逹の活躍見れなくなっちゃうぞ?」
『え!そそれは嫌だ,早く退院出来る様に頑張る!』
こーしは頷きながら頭優しく撫でてくれる
ふふん,特権や特権や
早く私も皆と一緒に...
その為にも早く退院しなきゃね