第8章 blue対black
やっと到着ー
「すみません,田中さん!すみません!」
日向くんはバスから降りると田中さんに何度も謝ってた
「いいっつってんだろうが!そんな事よりおめーは大丈夫なのかよ!?」
「ハイ…途中休んだしバス降りたら平気です」
「そうか!ならいい!今日の試合はお前の働きにかかってるかんな!?3対3の時みたく俺にフリーで打たしてくれよ!?」
「はっひい!」
『あーあ...』
「田中!プレッシャー駄目!!」
「がっがんががんばばり」
日向くんは緊張でカタカタと固まっているけど生まれたての子鹿みたい
「トッ…トイレ行ってきますっ…」
「上の次は下か!忙しい奴だな!」
「日向…また…!情けねえな!!一発気合い入れて_」
「何言ってんの影山!?バカじゃないの!?」
日向くんを殴りに行こうとする影山くんに菅原さんはそう叫んだ
「そういうのが効くタイプとそうじゃないのが居るでしょ!?」
「やってみないとわかりませんよ!」
「おい!!?」
「田中!この単細胞抑えろ!」
「オス!」
あーあ,何やってるんだか..